nxtOSEKの開発環境を構築 その2

nxtOSEKの開発環境を構築で、プログラムのNXT転送前まで完了した

今回はNeXTToolを使って、プログラムの転送までをやってみる。

必要なパッケージを入手

$sudo apt-get install libusb-dev libusb-0.1-4 subversion fpc

NeXTToolをソースからコンパイル

windowsなら.exeでバイナリが公開されている。
ubuntuではsubversionで公開されているものをチェックアウトしてきて、自前でコンパイル

$svn co https://bricxcc.svn.sourceforge.net/svnroot/bricxcc/ bricxcc
$cd bricxcc
$make -f ./nexttool.mak

バージョンを確認する

$./nexttool
nexttool version 1.2 (1.2.1.r5)
Copyright (c) 2006-2012, John Hansen

13.03.17現在、1.2.1.r5が最新
windowsでは1.2.1.3がバイナリで公開されていた

プログラムの転送

windowsなら、所望の位置でmake allしてできた./rxeflash.shを実行すれば済む。
…が、しかしlinuxでは以下のようにnexttoolを実行し、そのパラメータとして、プログラムのパスを渡す。

$sudo ./nexttool /COM=usb -download=helloworld/helloworld_OSEK.rxe

nexttoolはエイリアスを作るか、パスを通しておくと便利かも。

ちなみに、まだ実際には転送を試みていない。実機がないため。
転送が確認出来次第、結果を追記する、かも。

追記 (2013.03.18)
実機確認したところ、転送ができませんでした

$sudo ./NeXTTool /COM=usb -versions

上記コマンドで接続確認を行なったところ、Protocol versionとFirmware versionの応答があり、どうやら接続は確立されているらしい...
別のPCから、予めファームウェアの書き換えを行なっていたので、もしかしたらそれが原因かも。
これについては後日追記予定。

2013.3.21追記: Linuxでも転送確認できました。ファームウェアを標準のものから変更していたのが原因でした。