Homebrewからrbenvの導入を試みたらrubyのインストールが上手くいかなかった

ことの発端は,とあるプログラムがruby依存だったことにあります.
ライトウェイト言語である以上,rubyでもバージョン管理が大変ですね.

pythonにおけるvirtualenvと同じ位置づけとして,
rubyではrbenvというものがあります.

Ruby - Homebrewのインストールとrbenvのインストール Mac編 - Qiita
にしたがって,一気にrbenvまでインストールしちゃいましょう

brew install rbenv
brew install ruby-build
brew install rbenv-gemset
brew install rbenv-gem-rehash

以上でrbenvのインストールは終了です.簡単ですね.
無事,rbenvが導入できたので早速rubyをインストールしていく. ...つもりが,ここでエラー発生.

rbenv install 2.0.0-p247 // これはOK
rbenv install 1.9.3-p547 // これはエラー

1.9.3系ではコンパイラが違っているのかな?

checking whether the C compiler works... no

などとエラー吐かれてしまう.
gccはインストールしてあるはずなのに…と,思っていたらこんな投稿を発見.
Mac(Mavericks)にRuby1.8.7を入れようとしたら大変だった話 - Qiita
環境変数CCとしてgccのパスを設定してあげる必要があるとのこと.
(CCコマンド自体のエイリアスを張り替えてもいいのですがこっちのほうが精神的に健全ですね)

CC=PATH_TO_GCC rbenv install any_version_you_want
(例) CC=/usr/local/Cellar/gcc48/4.8.3/bin/gcc-4.8 rbenv install 1.9.3-p547

ということで無事,ruby1.9系と2.0系の共存ができました.
rbenvを使っているのでコマンド一発で切り替えも可能です.

ref [1]: Ruby - Homebrewのインストールとrbenvのインストール Mac編 - Qiita
ref [2]: Mac(Mavericks)にRuby1.8.7を入れようとしたら大変だった話 - Qiita